労働内容を確認!人気の仕事内容は?
期間工で働きたい!職場選びのポイントとは
期間工という働き方をご存じでしょうか。期間工とは、製造業で多くみられる就業の形態で、メーカー直接雇用の期間が決められた契約社員のことを言います。期間工は寮に入る場合が多く、生活費が抑えられたり、月収30万円以上の求人も数多くみられ、職歴が少ない人でも就業しやすいなどのメリットがあります。では、期間工の仕事を選ぶ時、どのようなポイントを考えるとよいのでしょうか。
まずは自分の働く目的をはっきりさせておきましょう。短期(3~4カ月)で100万円の貯金を目標に稼ぎたいのか、長期(2年以上~契約期間の終わりまで)で働いて正社員を狙いたい、寮がキレイかどうかで決めたい、大手社員のチャンスが欲しい、体力的にあまりきつくないところが良いなどです。働く目的がはっきりすると受けたい期間工の会社が絞られてきます。
期間工の労働条件と仕事内容
期間工はメーカーの直接雇用になるため、労働条件や福利厚生は、メーカーの規定に準じることになります。学歴不問、未経験歓迎で日給10,000円前後、年収350万円から450万円の収入が見込めます。入社後6カ月の間に80%以上の出社で10日間の有休が取得できたり、社会保険にも入れ、1年以上の勤務で失業保険の受給対象者にもなれます。メーカーによっては、内定祝、入社祝として数十万円支給されることもあったり、賞与や家族手当がつく会社もあります。
仕事内容で一番多いものは、自動車メーカーです。車を生産するラインの一部を任されます。例えばボディーのプレスや塗装、車体の組立や完成車の検査前後の補助などです。体力的に自信が無い場合は、精密機器メーカーや部品メーカーを選ぶのもおすすめです。作業の多くが部品を取り付けたり、機械や目視による検品といったもので、単調ながら働きやすい仕事内容です。
期間社員は事業所や工場などで一定の期間に限って雇用される社員のことです。派遣社員と混同されますが、メーカーが直接雇用する点が派遣社員との大きな違いになります。